「地域とデザイナーの関係」の再生 〜都市と地域を行き来する次世代のものづくり | 高田陸央さん〈2〉【DESIGNTIDE TOKYO 2024 公開収録】
「デザインの手前」は、デザインに関わる編集者2人がさまざまなクリエイターをお招きし、デザインの本質的な価値や可能性についてお話しするトークプログラム。ニュースレターでは、最新エピソードの内容をテキスト化してお届けしています。現在、DESIGNTIDE TOKYO 2024で行われた「デザインの手前」の公開収録の内容を配信中。2人目に登場するのは空間・プロダクトのデザインをしている高田陸央さんです。
東京と地域を股にかけるデザイン活動
原田:続きまして、高田陸央さんにご登壇いただきます。高田さん、よろしくお願いします。まずはプレゼンテーションをお願いします。
高田:よろしくお願いします。高田陸央です。僕は三重県生まれで、金沢美術工芸大学を卒業して、いまは空間のデザイナーとして東京で働いています。今回は和紙の作品を展示しているのですが、福井県鯖江市・越前市を拠点に、東京と行き来しながら生活をしています。DESIGNTIDE の出展者の中では僕が最年少であり、今回の展示は卒業制作からの延長でもあるので、学生時代を振り返りながらいまどんな活動をしているのかということをプレゼンテーションさせていただこうと思います。

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高田:これは学生時代の僕の姿です。卒業式の時の写真です。

山田:えー、これを被っているのが?
高田:はい、これが僕ですね(笑)。日本酒の立山という僕が好きなお酒があるのですが、その仮装をしています。卒業式ではみんな仮装をするのですが、ここから伝わる金沢美大のキャラクターというのは、ユニークさがあって、例えば全員にあだ名を付けたり、先輩後輩が凄く仲良かったりして、東京や大阪からは離れているのでガラパゴスな状況ではあるのですが、その代わり凄くユニークな大学になっています。金沢美大のスローガンとして、「手で考え、心でつくる」というものがあるのですが、戦後の復興からずっとデザインの力を信じて、柳宗理さんらが中心になって立ち上げた学校でもあるので、本当に手でつくって、社会にちゃんと実装するところまでを大事にしている大学です。

高田:僕が4年生の頃にコロナが大流行して大学に入ることができず、県境もまたげないという状況になってしまいました。美大の4年生というのは卒業制作だけをしていいという一番楽しい時期のはずなのですが、家で卒制かという感じになってしまって…。僕はたまたま知り合いがいた福井県鯖江市のTSUGIというデザイン事務所で夏休みの間だけインターンをするということで住み込みで2ヶ月のつもりで最初は行きました。越前鯖江エリアというのは、漆器、刃物、眼鏡、箪笥、焼き物、繊維など産地が小さい地域に集積しているところで、このポッドキャストにも出られた新山直広さんという方が代表をされている事務所でインターンをしていたのですが、そこで開催されているRENEWという工房を地域に一斉に開放して、職人さんから直接ものを購入できるというイベントに関わったりなどしていました。その中で「地域とデザイン」というものに凄く影響を受けたのですが、鯖江市にある「ataW」というセレクトショップで、ロナン・ブルレックの「Rope Chair」というものを見つけました。他にも海外のデザインプロダクトなどが、田んぼのど真ん中にあるとは思えないハイセンスなショップで、そこでインテリアデザイン、特に今回のDEISIGNTIDEに出展されているようなコンセプチュアルなものだったり、アーティスティックなプロダクトの世界に出合いました。その中で、「地域とデザイン」というものと「コンセプチュアルデザイン」「インテリアデザイン」というものと出合い、それがいまの僕の価値観のベースになっていると思います。

山田:ataWはオーナーがアイントホーフェンというオランダの大学を出ている方で、世界の最先端のデザインにも凄く詳しい方だというのが大きいのかなと思います。
高田:そうですね。産地でインターンをしている中で職人さんたちとたくさん出会うきっかけがあって、僕もインテリアとかプロダクトをつくりたいということがあったので、最初は和紙や眼鏡など色々な産地の素材を使ってプロトタイプやプロダクトをつくっていて、その流れでそのまま卒制もここでやろうということで、結局2ヶ月ではなく、大学の後半ずっと鯖江で暮らして卒業制作までしました。これは角物木地と言って、お盆などのフレームの中に和紙を貼って、それをモビールにするというプロダクトです。取り組んだきっかけは、越前和紙が凄く面白いなというのがあって色んな見せ方がしたいと。和紙は建材や障子紙などで空間で使われるものが多いのですが、もう少し身軽に部屋に置けるプロダクトとして落とし込みたかったのでモビールを制作しました。
高田:大学3年の終わりには就職が決まり、東京に行くことになったので、産地でかき集めた素材を持って上京し今回展示している作品の大元となるプロダクトをつくりました。和紙を塊のようなモノに貼ってみるといままで見たことがない佇まいになるというのが着想元になっています。とはいえ、東京でつくれるものはかなり限られていて、もう少しブレークスルーがないかと悩んでいる時に、「閃」というチームを2023年12月に結成しました。そのきっかけは、僕と同い年の子が福井に移住してアトリエを持っていて、そこにたまたま僕が遊びに行った時に、東京から来た友達とかがものづくりをしてくれるような場所にしたいという話をしてくれて。それはオレにピッタリじゃんと(笑)。閃は僕を入れて5人のチームなのですが、他の4人は福井在住で、家具のデザインをしていたり、インテリアの勉強をしながら漆器のデザイナーとして働いていたり、みんなデザインをしているメンバーで活動しています。
2023年12月から活動が加速して、みんなで産地を巡っては素材を集めてものをつくるという生活をしていました。これがアトリエになります。

高田:かなり広くて建物は2棟、アトリエと住居があって、先日のRENEWの時には東京や大阪から来た同い年のデザイナーたち20人くらいが泊まるなど、若い世代が集まる場所になっています。そこでつくった作品が今回展示しているプロダクトになっていて、和紙の新しい解釈をつくりたいと思い、先ほど紹介したブロックに和紙を張り込む作品の展開で、黒く塗装した素地の木材に和紙を貼っているので、薄い部分が黒く透けているのですが、一見大理石かなと思うようにあえて厚みを持たせていたり、テクスチャ感をつくっているのですが実は和紙という、和紙の出合わせ方の意外性だったり、単純に家具としてカッコ良いものにするというところで、先ほど話した地域とデザインとインテリアの文脈が合わさって、この作品ができたという経緯になっています。

高田:11月1〜3日に福井でRENEWという工房を一斉開放するイベントがあったのですが、そこで閃のチーム5人で和紙の職人さんにご協力いただきながら和紙を使ったプロダクトを展示しました。

高田:工芸館で展示をしていたので社会見学に来る小学生だったり、毎週通っているような地域のご高齢の方々だったり、海外の方なんかもたくさん来て、僕らは「閃」というチーム名の通り、産地の内にも外にもインスピレーションを与える存在になりたいと思っていたのですが、まさか小学生たちにも届けられるとは思っていませんでした。職人さんたちからも「こんな和紙の使い方があるんやね」と凄く面白がってくれました。いま東京(DESIGNTIDE TOKYO)で展示しているので同じ月に福井の中と外両方に発表ができたのは凄く良かったなと思っています。
これはちょっと毛色が変わるのですが、「POSTER LIGHT」という作品です。ちょっと話題になったのでもしかしたらご覧になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、鯖江の印刷会社さんが自社製品としてつくったポスター型の照明のデザインをしました。先ほどの和紙の作品に比べるとかなりポップなものですが、伝統工芸でなければやらないというスタンスではなく、僕はデザイナーなので、こういうポップなプロダクトをつくることも含めて、自由にベクトルをジャッジしていけるのがデザイナーの役割だと思っているので、その幅をお伝えしたかったのでこちらもご紹介しました。
高田:先ほど紹介したTSUGIの新山さんが「インタウンデザイナー」という言葉を提唱しているのですが、これは僕も含む企業の中にいるインハウスデザイナーのように、街にデザイナーがいることの重要性を表しています。インタウンデザイナーの定義は、街の産業や特徴、長所を活かした事業を行うことで街を発展させていくというものです。僕は東京でメーカ-で働きながら地域で関わっているのですが、インタウンデザイナーの重要性はよくわかっていますし、さらに言うとすでに地域で新山さんのようにインタウンで活動されている方がいる中で、僕みたいにメーカーで働きながら地域に関わるという形はその次の世代の話かなと思っていて、そういうデザイナーが今後増えていったら良いなと思っています。今回出展している僕の作品もクライアントワークではなく自主制作なのですが、これはクライアントワークでつくれるようなものではなく、もう少し長期的な視点が必要になるものです。そこから変えられる状況であったり価値は凄く高いと思っているので自分で勝手にやっているのですが、こういうことは僕に食い扶持があるからことできることであって、仕事をやめて地域に飛び込むとなった時にできることではないと思っています。次の時代に求められるデザイナーとして、僕のようなスタイルのデザイナーが増えたら良いなと思っています。

産地の持続可能性を高めるために
原田:高田さん、ありがとうございました。お話の中では地域との関わりやプロダクトデザインへの関心についてお話しいただきましたが、今回のテーマである「サステナビリティ」に関しては、素材として使われている和紙は比較的環境に優しいものですよね。製造プロセスの中で科学的な加工をするプロセスがないですし、そんなにカーボンが発生するものではないですよね。ただ、一方で水はたくさん使うんだろうなとか、僕も詳しくはないですが、和紙自体が自然環境という意味においてはサステナブルなものではあるのでしょうか?
高田:そうですね。ただ、僕はサステナビリティのために和紙を使っているわけではなく、自分にとってのサステナビリティとはどちらかというと経済や社会における持続可能性というところの方が該当するのかなとは思っています。
山田:そもそも鯖江市と越前市が隣り合っているということを福井や北陸の方ではないとあまりピンと来ないと思うんですね。鯖江=メガネということは多分皆さんの頭の中にあるし、越前和紙という言葉もポピュラーなのでなんとなくわかると思うのですが、それがバラバラにあって、実はかなりものづくりの産地が集積しているエリアなのですが、それらが連続して頭の中に入ってこないところがあるのかなと。先ほど高田さんが仰っていたRENEWというのは、工場というかものづくりの場を開いていくイベントですが、地域としては凄く発信をされている中で、そこの部分をつないでいくというところも実はデザインの力ができることなのかなと思うし、それが産地を継続させていくというサステナビリティにもつながるのかなと。
高田:そうですね。僕が師匠としている新山さんがすでにそうしたことをされていて、日本の中では燕三条などもありますが、越前鯖江エリアはかなり成功している土地としてあるので、次の世代の僕らがやることは、例えば今回家具にしたのは、もっと遠くに飛ばしたいというところがあったりします。先ほど話したataWで取り扱っている椅子なんてヨーロッパからわざわざ日本に送られてきて、福井に置いてあるということが衝撃だったんですね。日本中に買いやすいプロダクトとして伝統工芸を普及させていった新山さんの次の世代の役割としては、例えば海外に発表していくことだったり、海外から注目されるということだったりするので、その辺の役割というのは世代によって変わるべきかなと思っていて、その辺の違いはあるのかなと思います。
「地域とデザイナーの関係」の再生
原田:次の世代の役割というところは、ご紹介頂いた「閃」というつくり手のコミュニティが地域にどう入っていくのかというところともつながってくるところだと思います。今回高田さんに設定して頂いた「再生したいもの」は、「地域とデザイナーの関係」です。先ほど光井さんが「繊維産地の再生」を出していただきましたが、高田さんのポイントとしては、地域とデザイナーの「関係」を再生していくという視点が凄く大事だと思うのですが、このテーマを設定された理由からまずは聞かせていただけますか?
高田:僕はデザイナーなので、東京で働いている大学や会社の同期のデザイナーたちの気持ちも凄くわかるんですよね。会社で色々な状況がある中で自分がやりたいことだけをやるということは基本的にはできないじゃないですか。会社というのはそういうものなので。その中でも手を動かして何かをつくりたいという気持ちも凄くわかっていて、その発露の先がなかなか見つからないんですよね、東京だと。というのも、単純に手を動かす場所もないですし、動かすきっかけとなる一次情報、例えば和紙の工房に行って和紙の大量のサンプルを見たら、デザイナーというのは大喜びでこれでなにかできるんじゃないかと思うんですよ。東京というのはデザインされたものがたくさんある場所なので、東京にいるデザイナーの気持ちというのも凄くわかって。一方で地域の状況もよくわかっている中で、そこがマッチングしたらいいなという意味合いで関係性の再生があるべきだなと思っていて、それが僕ならではの再生のテーマだなと考えました。
原田:現状として地域とデザイナーの関係を結んでいく上で障壁や課題になっていることはどんなことだと感じますか?
高田:例えば、ある程度名が売れてデザイン事務所やっている方であれば地域と仕事ができると思うんですよね。なんなら新山さんもそういうマッチングをよくやっていて、結構いろんなデザイナーさんが、光井(花)さんもそうだと思うのですが、福井で仕事をされていたりもすると思うのですが、インハウスで特に名前を出さずにデザインをしていて、仕事の依頼が来る状態じゃない人もたくさんいるじゃないですか。僕自身もそうなのですが、そういう方はよっぽど行かないですよね。友達がいるとか、泊まるところがあるとか、紹介があるとかがないと。ましてや若い世代はお金もないし、新幹線代も高いと思うのですが、でも泊まる場所がタダということですぐに来てくれたりもする。福井と言えば、東尋坊や恐竜博物館とかになりがちですが(笑)、僕がアテンドすれば和紙の工房を案内できるし、興味に応じてこういうものを見たら良いということも案内できる。それができるようにアトリエにも産地の素材もたくさんストックしていて、ものづくりの案内所のような役割も持たせています。僕も東京にいるのでそういう障壁を理解していて、それを取り払うためのアトリエ運営を考えています。

山田:東京にも実はまったくものづくりの場がないわけではなく、例えば墨田の方に行けば皮革産業や鉄工所などがあるし、多摩産材をどう使うのかといった色々な問題もあったりしますが、ただ一方で高田さんが仰っているようにものづくりの現場に若いデザイナーがアプローチできるのか、見に行けるのかというと、皆さんものをつくっている現場をオープンにしないので、なかなかものを見ることはできないというのが現実ですよね。もうひとつ物理的な問題で、手を動かして何かをつくるにも東京は家賃が高すぎて工房も持てない。東京でものづくりを続けることのある種の大変さというのはありますよね。ある程度名を成して、広いワークショップを持って自分でものづくりをすることはできるかもしれないけど、いまの高田さんにとっては福井に行って、広い場所があって、かつ色んなアプローチでものをつくっているところに自分からアクセスできるということが凄く重要だということですよね。
高田:そうですね。新幹線だって往復3万円かかるので安くないですし、僕はもう20回近く往復しているのでそれだけでも結構な金額なんですね(笑)。でも、東京でアトリエを借りている同世代の人に家賃を聞くと、それでも安いなと思うんですよね。スペースも広いし、先ほども言ったように一次情報にもアクセスできるし、あとは何より自然が豊かで食べ物も美味しくて、凄くリラックスしながら仕事ができるので、マインドがスイッチするんですよね。それが僕の心の健康を保っているとも思いますし、そういう面でも単純にものづくりだけじゃなくて、友だちと遊んだり、朝まで飲み明かしたり、みんなと一緒に同じ釜の飯を食べるということができるのもなかなか濃厚な体験なので、そういったところのバランスもやはり東京とは違うと思います。

「閃き」は近所にある
原田:先ほど高田さんにもご紹介頂きましたが、「デザインの手前」でも4回にわたってTSUGIの新山さんの収録をさせていただいたのですが、その1回目がまさに今回のテーマに近い話なんですよね。地域とデザイナーの関係には歴史的な文脈があって、もともとは大御所の先生と呼ばれるようなデザイナーが地域に行ってものづくりをして帰っていくけど、モノはそんなに売れずに、東京のデザイナーも責任を負わないといった状況から、まさに新山さんのような方たちが開拓してきたように、地域にもっと入り込んでいってそこに根付いて、職人さんやものづくりをされている人たちとフラットに関係をつくりながら発信していくような活動が生まれてきた。そういう変遷があって、新山さんたちの世代が開拓したことは大きいと思うのですが、例えばその先を担う世代である「閃」では「近所に閃きがある」といった言葉を掲げられていますよね。その辺も含めて、高田さんたちの世代なりの地域とデザイナーの関係だったり、個人でも会社でもないコミュニティとしての地域との関わり方など、その辺にはどんなイメージがあるのか、メンバー間でどんな議論をされているのかということも聞かせてください。
高田:「閃」のメンバーは東京の美大だったり、生まれが東京の子が結構いるんですが、いまは逆に僕以外福井にいるんですね。そういう背景があるので、東京や世界のデザインシーンを結構見ている方なのですが、それを踏まえた上であえて「閃きは近所にある」というステートメントを出していて、ちょっと皮肉っているところもあるんですよね。例えば、東京への一極集中だったり、ここであまり言えない内容もあるので察してほしいのですが(笑)、見た目がカッコ良いものとか面白いもの、コンセプチュアルなものをつくるということは多くのデザイナーができると思うのですが、それを持って何を変えるのかというところまで踏み込んでいますか? と。とにかく地域の文脈で作品をつくればいいということではないし、パット見てカッコ良いと評価されるだけではなく、その先に和紙の良さが伝わるとか、和紙の職人さんたちの新しい食い扶持が見つかるとか、そういうところにつながっている、地に足がついているということを表明している部分があって。
先ほどの金美のステートメント「手で考え、心でつくる」における心でつくる部分だと思うんですよね。手で考えることは誰でもできるので。そういうことは閃のメンバーでよく話していますし、僕らが一番最初に見えるのは職人さんたちの顔なんですよ。文字通り近所に住んでいるし、飲みにも行くし仲が良いので、その人たちが喜んでもらえたらそれ以上のことはないし、同時に社会のことも見ているというのは、やはり地域に住んでいて、ちゃんと東京や世界のシーンが見えている僕らだからこそだという自覚はあるので、そういったステートメントを打ち出しているというのはあります。
山田:インターネットで情報もたくさん得られる中で、ヨーロッパのデザイナーなどもロンドンやパリなど大きい街に住まない人がどんどん増えていますよね。割と離れた場所にいて、必要があれば都会に出てくるといった感じもあって。一方で日本は、ローカルなエリアにこれだけものづくりがある国というのは他にあまりないと言うか、「工業」なのか「手工芸」なのか「半工業」みたいな感じなのか、そういったものがこの国にはまだまだあって、それも風前の灯火のようなところがなくはないという現状もあるのですが、そういったものが若い世代のデザイナーと結びつきつつある。僕らは40代半ばですが、20代の頃の取材はバブルの時代にデザイナーと協働したトラウマをいかに解消していくのかという問題が地域にはあって、そういう取材も多かったのですが、そういう意味でいまはつくり手の方、現場の方もデザインの力を信じてくださる方がだいぶ多いように思うので、その中で次の一手をどうされていくのかというのは僕たちも凄く興味があるところだと思ってお話を聞いていました。
原田:高田さん、どうもありがとうございました。
高田:ありがとうございました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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